
[019] 想うきっかけ・旅するきっかけ(2)
Posted at 07/01/28 PermaLink»
旅をしていると、それそのものがすでに流れを持っている。
強制的に流れを作るのではなく、僕そのものの流れの中から、伝えたいものは自然と見つかる。
ドラマチックでもドラスチックでもないささいな出来事の中に、物語はある。
その積み重ねを意識できるのが、旅という時間なのだ。
そう思えたら、自分の中で、いい意味で無理をせずに写真が撮れるようになってきた。
去年の2つの個展……、『その先へ』と『19761012』も、すべては旅につながる。
僕の内なる旅でもあるが、それは同じ時代を生きるあなたにとっての旅でもあることを信じながら、作ってきた。
同じ旅人同士、どうかどうか、良い旅を続けられますように、と。
そのためには、僕自身の"旅"を、新鮮なものに出会い続けていくものにしたい。
僕の旅は、観光地に行くわけでもなく、そして、記号になるような場所も好きだけど、記憶になる場所で写真を撮ることによって続いている。
想うこと、旅をすること、フィルムに残すこと。
そのくりかえしのうちに、僕の旅は続いていく。
このロードムービーには、終わりを持たせないつもりだ。
場所も、"ここで撮った感"のないものになるはずである。
内なる旅と外なる旅との出会いを共にできればと。
ロードムービーのように。
|2006/12/09|北海道・日高本線 鵡川付近|
■ウリュウ ユウキ 写真展『LIKE A ROAD MOVIE』
・Chapter 1「想いは旅をする」5/4-15 KALOKALO HOUSE(神奈川・茅ヶ崎)
5月下旬 札幌(会場調整中)
・Chapter 2「旅をするフィルム」11/2-7 富士フォトサロン札幌
