| つながっている。 | フィルム撮影・自家現像 | 18点 | 2006 |

日本で三番目、北海道で初めて敷設された鉄道の跡地。
この沿線には特に、小樽らしさを感じさせる光景が点在している。
北海道にはなかなかない路地裏、名もないけれど傾くこともなく健在な古い建物。
一方で、その古い建物の窓には高層マンションが映り、夕陽を鈍く跳ね返すトタンの塀の足元にはひっそりと、でもしっかりと花が咲いている。
昔と今、そしてこれから。すべてはこの街の重ねて来た、重ねられていく歴史の中で、海風と山風が混ざり合うこの街の中で、そして、今を共にしているあなたと、つながっている。
この街に暮らしておられる方、この街を訪れた方……。この18枚の写真のどこかに、あなたときのうときょうとあした、そこに小樽とのつながりを感じていただければ幸いです。

>> http:/www.yuukiuryu.com/otaru2006/

  • | 2006/08/28-09/10 | 旧手宮線跡地(北海道・小樽) |
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