札幌市が運営するデジタルメディアを中心としたクリエイティブ産業の拠点(インキュベーションオフィス)、インタークロス・クリエイティブ・センター(ICC)での、写真・映像・音楽・立体を中心としたメディアアートの作り手が一堂に会してのアートフェスティバル。
同年に移転することになったICCの建物・室内を使い、メディアアートの名のもとに、写真、映像、音楽、インスタレーション、アート、出版、印刷、パフォーマンス、SNSなどメディアアートの定義を探るべく多数のジャンルの作家が集った。
ウリュウは退去済の一室を舞台に、撮り下ろしのカラー作品と同年春の個展『Daily Mirror-日々は鏡写しのように-』からの作品を展示した。

札幌市は『創造都市』を標榜し、ハード・ソフトの両面からさまざまなクリエイティビティとその発信を支援する活動を行っている。
開拓期からの都市建設の歴史が写真で克明に記録されてきた都市として、このような試みが近年より多く行われるようになったことは、作家としてもうれしく意義があると感じている。
「いま」を積み重ねる作家の一人として、このような場に呼んでいただけたことを誇りに思うとともに、よりさまざまな場と形で作品を見ていただけるよう努力を重ねたい。

  • | 2012/07/13-15 | インタークロス・クリエイティブ・センター(札幌) |
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