僕・ウリュウ ユウキもこの方法で作品を作っている、自家現像・手焼きによるモノクロの写真プリント。
このたび、このモノクロ写真プリントの撮影・現像・講評を3回シリーズで行う初心者を対象としたワークショップの開催が決定しました。

札幌でフィルムで、モノクロで写真を撮り発表している5人の写真家(大橋英児さん・谷口能隆さん・佐古公信さん・TOMOMIさん・ウリュウ ユウキ)は、この春新しいユニット”モノクロームフォトス・札幌”を結成しました。この5人が講師となり、初心者を対象とした銀塩・モノクロプリントのワークショップを開催いたします。
現在、多機能でランニングコストも少なく便利なデジタルカメラや、カメラ性能の高い携帯電話/スマートフォンが普及し、そのことで写真を趣味とする人の裾野は大きく広がりました。しかしその一方で、従来からあるフィルムの写真、銀塩プリントを見直す方々も増えています。
一本のフィルムで36枚しか撮れない。現像が仕上がるまでどう撮れたかわからない。でも、仕上がった写真の美しさや奥深さはやはりデジタルにはないものがある…。
大変手間がかかるものの、豊かな階調表現と現像液から浮かび上がる美しい画像に興味を持っている方々に向け、撮影、プリント、講評と3回に分けてワークショップを開催いたします。

スケジュールは6月2日(日)の札幌・大通公園での撮影会、16日(土)・17日(日)の札幌芸術の森・版画工房暗室でのプリント、そして7月1日(日)には作品を持ち寄っての講評会、という流れです。
今回は撮影会後フィルム現像はこちらでご案内するところに出していただくかたちで、印画紙へのプリント作業を体験していただくことを中心に開催いたします。
なお、すでにこれまでに撮影されたモノクロネガをお持ちの方は、16・17日のプリントの回以降のご参加も可能です。

概要をご確認の上、お申し込み先(今回はウリュウ宛ではございませんので、直接大橋さん宛お願いいたします)までメールでお申し込みください。

■モノクロプリントワークショップ

6月3日(日) 撮影会 13:00-17:00
会場…大通公園

6月16日(土)・17日(日) 現像・プリント 10:00-16:00
会場…札幌芸術の森 版画工房(暗室)

7月1日(日) 講評会 18:00-20:00
会場…札幌エルプラザ(札幌駅北口前)(予定)

*モノクロネガをお持ちの方は、後半2回のみのご参加も可能です。詳細はお問い合わせください。

全3回 [会費]3,000円+材料費2,400円(フィルム+印画紙) *前納 定員20名
[講師] ウリュウ ユウキ・大橋英児・谷口能隆・佐古公信・TOMOMI(五十音順)
[お問い合わせ・お申し込み] mdsaw097●yahoo.co.jp(大橋英児さん) ●を@に代えてご送信ください

『モノクロームフォトス・札幌』は、銀塩・モノクロによる写真作品を作っている札幌の5人の写真家がこの春結成したユニットです。
本ワークショップを皮切りに、写真家・キュレーターを招いての展覧会等の企画や、写真を”撮る・見せる・作る・売る/買う”ことをたくさんの人と分かち合う活動を進めてまいります。
公式ブログ >> http://blog.goo.ne.jp/monophotospp/

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