この度「上下分離」による新たな運営形態となった札幌市電の公式ウェブサイトなどで掲載される車両・施設の写真を撮影させていただきました。

札幌市電は、2020年4月1日(水)から施設と車両を札幌市交通局が所有したまま、運行・営業に関わる業務を市出資の一般財団法人「札幌市交通事業振興公社」が担います。これに合わせて、公社のウェブサイトが市電の公式サイトとして全面リニューアルしました。
このサイト内に新設された「電車博物館」で、現有車両12形式(旅客車両9形式、除雪車両”ササラ電車”3形式)の外観・車内を撮影させていただきました。外観は正面と両サイド、内観は全景と運転台を網羅しております(別撮影ですが車内の360°画像もお楽しみいただけます)。
このほか、電車事業所内や貸切電車のイメージショットなども撮影し、掲載されています。
これまでにもファンのひとりとして市電を題材に数多くの作品をつくり、「札幌国際芸術祭2017」では市電とその沿線を会場としたプロジェクト“都市と市電”にも携わらせていただきました。また、2015年の都心線開業・ループ化運転開始の時には“勝手に”ロゴマークを作り横断幕とフラッグで沿線から盛り上げました。
この度、市電の新たなる出発に際してこのようなお仕事に携わらせていただき、本当に光栄です。ご一緒させていただいた公社・制作会社の皆さまも、素晴らしいサイトを作ってくださいました。ここに厚くお礼を申し上げます。
札幌の街と人を優しく便利につないで102年。これからも市電は、呼び慣れた「札幌市電」の名前とともに走り続けていきます。
それでは、「電車博物館」をぜひお楽しみください!

(一財)札幌市交通事業振興公社 公式ウェブサイト >> https://www.stsp.or.jp/
同サイト内「電車博物館」>> https://www.stsp.or.jp/business/streetcar/fun/

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